シャクチリソバ(赤地利蕎麦) タデ科ソバ属
明治以降に導入され、林縁や川沿いなどの半日陰地に野生化している多年草。
花には花弁がなく、花弁のように見えるのは、5個に深裂した白色の萼片。
花は直径5-6mmで、雄しべは8本で葯は赤紫色、
雌しべは3本で白色半透明、雌しべの基部には8個の黄色い蜜腺がある。
ノダケ(野竹、野筍) セリ科シシウド属
山野の日当たりのよい林床や林縁に生える多年草。
枝先に放射状に暗紫色~濃紅紫色の小さな花を多数つける。
花径は2mm以下、花序全体は直径4-10cm。
シロスジベッコウハナアブ(白条べっ甲花虻) ハナアブ科
アザミの花で吸蜜している体長約17mmの大型のハナアブ。
胸部と腹部の間の橙黄色の帯が特徴である。
メスグロヒョウモン(雌黒豹紋蝶)・メス タテハチョウ科タテハチョウ亜科
前翅長30-40mm。
メスは黒地に白帯の模様。
オスは豹紋の模様。
ホソバシャチホコ(細翅鯱蛾)・幼虫 シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科
幼虫は体長約45mmで、クリ、クヌギ、カシなどの葉を食べる。
全体が紫灰色で、頭部近くの薄緑色など複雑な美しい模様がある。
成虫は開翅長42-48mmの蛾。
サトクダマキモドキ(里管巻擬) キリギリス科ツユムシ亜科
キリギリスの仲間で体長42-56mmと大型。平地の樹上に棲む。
クダマキとはクツワムシの別名だそうですが、語源はわかりません。