2週間前にも千葉・泉自然公園でオシドリを撮りましたが、薄暗かったので明るいところで撮りたいと思っていました。明治神宮の北の池にオシドリが居るという情報で、重い腰を上げて行ってみました。代々木駅から北参道入り口を経て、まっしぐらに北の池へ。
オシドリ(鴛鴦) カモ科オシドリ属
学名:Aix galericulata
英名:Mandarin Duck
別名:おしかも、えんおう(漢字名の読み)
全長はオス48センチ、メス41センチ。繁殖期は4~7月。
オシドリは、日本では主に北海道や本州中部以北で繁殖し、冬季になると本州以南(主に西日本)へ南下し渓流、湖沼などに生息し越冬する。
雑食だが主として植物食で、水生植物、果実、種子、昆虫、陸棲の貝類などを食べる。夜行性で、夜間に水田や湿地などに餌を採りに出る。
雌雄10羽弱が北の池に架かる橋下の岸辺で休息中でした。
待つこと暫し、幸いにも泳ぎだしてくれました。時々水中に垂れている枝に止まって休憩することも・・・。雄同士が追いかけっこをしたり・・・水面に浮いている木の実を啄ばんだり・・・毛繕いしたり・・・水に潜ったあと、羽ばたくことが多かったような気がしましたが・・・何故かは? ・・・調べてみました^^。潜水から浮上して数秒後に水切りのため羽ばたきを するのだそうです。きちんと狙って撮りたいのですが、潜ったところから離れたところに浮上するので難しいです。
雄はくちばし(嘴)が赤く、雌は嘴が灰黒色、雌雄とも嘴の先端は白い。
繁殖期のオスは眉斑は大きく白色、頭頂は金緑色で、後頭部の羽毛は長く伸び、白色と赤栗色が混じる。頬から首にかけての羽毛が長く伸び橙赤色。
胸部は紫黒色で、胸側面には2本の白帯があり、腹と尾羽基部の下面は白い。
第1三列風切が橙色の銀杏状(銀杏羽)で、帆のように立っている。冬期には著しく目立つ繁殖羽である。
非繁殖期の雄は雌に似るが、嘴は赤く、雌にある脇の白斑が不明瞭である。
雌は全身が灰褐色、目の周囲が白く、そのまま後頭にかけて白い筋模様が入る。また胸と脇に白い斑紋が入る。嘴は灰黒色で基部と先端は白い。