撮影:6月初旬
イチヤクソウ(一薬草)・つぼみ イチヤクソウ科イチヤクソウ属
やや明るい腐葉土の多い林内に生える常緑多年草。草丈約20センチ。
葉は根元に集まってつく。
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)イチヤクソウ
イチヤクソウ科イチヤクソウ属
(撮影:八ヶ岳 2010/6)
[イチヤクソウとしていましたが、葉がベニバナイチヤクソウなので訂正しました。]
花は紅色で直径12ミリほど、茎頂に10個くらい総状につける。
雌しべは長く伸び、湾曲している。高地や丘陵地に自生する。
本来の
ベニバナイチヤクソウ。
写真は紅色がかなり薄い。
ハナイカダ(花筏)・果実 ミズキ科ハナイカダ属
高さ2メートルになる雌雄異株の落葉低木。
葉の中央に花が咲き結実する。果実は長楕円形で、長さ7ミリで黒く熟す。
花の柄が葉脈に合着しているので、葉柄から果実までの葉脈は太くなっている。
雄花はこちら。
ヤブレガサ(破傘)・つぼみ キク科
コブハサミムシ(瘤鋏虫)・終齢幼虫 ハサミムシ目 クギヌキハサミムシ科
孵化した幼虫は数日後、卵を守っていたメス親を食べて成長するそうです。
成虫の体長15ミリ前後、小さい翅があり、翅先端部は黄褐色をしている。
腹部先端にハサミ状のものがあり、オスの根元には2個のコブがある。
画像は終齢幼虫で、大きさは成虫と同じまでに生長していました。