またぞろ、高尾山の沢沿いの小道と山頂に惹かれて^^
アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)・春型
タテハチョウ科コムラサキ亜科アカボシゴマダラ属
斑紋は近縁のゴマダラチョウによく似ているが、後翅の外縁に鮮やかな赤い斑紋がある。春型は赤紋が薄い。口吻(吸管)は黄色~橙色。
複眼は黒色だが、極めて稀に橙色が見られる(ゴマダラとの自然雑種?)。
日本では奄美大島にのみ原産するが、関東南部に中国大陸亜種を人為的に持ち込まれ、在来のゴマダラチョウを駆逐してしまうかと危ぶまれている。
要注意外来生物に指定されている。
開翅長75-95mm、前翅長42-52mm、メスの方が大きい。
夏~秋型のアカボシゴマダラ(撮影:2009/10)。
写真の固体は赤色斑紋がかなり薄い。スズメバチと一緒に。長~い吸管、ヨツボシケシキスイ?と樹液を分け合う。↓ 写真の個体はかなり白っぽく、ひらひら飛んでいるときはスジグロシロチョウかウスバシロチョウかと思った。画像で調べると赤い斑紋が見えない。初見!のゴマダラチョウかと歓喜しかかった・・・。しかし・・・調べるうちに、複眼が黒いのでアカボシゴマダラに落着(*_*)。ゴマダラチョウの複眼は黄色。
アサギマダラ(浅葱斑蝶)・オス? タテハチョウ科マダラチョウ亜科
前翅長45~65ミリ。翅の内側が半透明の水色(浅葱色)で、黒い翅脈が走る。
翅の外側は前翅は黒、後翅は褐色~濃茶色で、半透明水色の斑点が並ぶ。
水色の部分には鱗粉がない。胸部は黒地に白色の斑模様。
オスは後翅の後方に表裏ともに黒斑紋がある。
メスはこちら。
上の拡大↓ 上とは別の個体で、多分メス。