レンゲショウマ(蓮華升麻) キンポウゲ科レンゲショウマ属
落葉樹林の湿った日陰に自生している、日本原産で1属1種の多年草。
蕾や花は釣竿の穂先に花がぶら下がっているように見える。
花径は3~4センチ。草丈は40~80センチ。
外側の白い花びらのように見えるのは萼片で、中央の淡い紫色が花びらです。
恒例のレンゲショウマ祭りを開催中で混雑するかなと心配でしたが、開花が遅れているためか、群生地は閑散としていました。当日の開花は100輪ほどでした。
キヌタソウ(砧草) アカネ科ヤエムグラ属
山地の林下や林縁に生育する多年草で、茎は直立して高さ30~60センチになり、ほとんど枝分かれしない。
葉は4枚輪生し、柄がなく卵状披針形で、先は尾状に細く尖り、3脈が目立つ。
茎の上部に集散花序をつくり、まばらに小さな花を付ける。
花冠は白色で4裂し、直径2.5ミリほど。
レンゲショウマの群生の下草のように咲いているので、うっかりすると気付かないほど地味な花です。
花が小さく、林下でそよ風に揺られて、なかなか上手く撮れません…。