ヒメジソ(姫紫蘇) シソ科イヌコウジュ属
山野の湿った林縁や道端に生える一年草。茎は四角形で草丈10~60センチ。
花期は9~10月。花は白~淡い紅紫色の唇形花、花冠は長さ2~4ミリ。
萼は長さ2~3ミリ、上唇は3裂し裂片の先はあまり尖らない。下唇は2裂する。
ツユクサ(露草) ツユクサ科ツユクサ属
道端で見かけることの多い一年草。
花の大きさは2センチ弱、花弁は3枚で、上の2枚は青く大きいが、下の1枚は白く、小さくて目立たない。白花もある。雄しべは6本。
セイヨウキヅタ(西洋木蔦) ウコギ科キヅタ属
ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア原産の常緑つる性低木、明治の末に渡来した。
他の木などに巻き付くことはなく、茎から気根を出して付着して這い上がる。
葉柄は葉身より長く200ミリにもなり茎に互生する。(在来のキヅタに似ているが、キヅタの葉柄は15~50ミリ)
花期は10~12月、茎の先に数個の散状花序をつける。
花は5弁花で黄褐色~黄緑色、花径は6~8ミリほどになる。雄しべは5本。
蟻が花盤の蜜を吸いに群がっていた。