メハジキ(目弾き) シソ科メハジキ属
野原や河原などに生育する一年草。茎は四角形で直立し、高さ約1メートル。
上部の葉腋に輪生状に淡紅紫色の唇形花をやや密につける。
下唇は3裂し、真ん中の部分は長く伸びて更に2裂し、紅紫色のスジがある。
花冠の長さは10ミリくらい。外側に白い毛が密生する。蕚は5裂し、先が尖る。
産前産後の不正出血など婦人病に生薬として使われたので益母草(ヤクモソウ)とも言われる。
オオニシキソウ(大錦草)・果実 トウダイグサ科 ニシキソウ属
野原や道端、荒地などに生える一年草。北アメリカ原産で明治時代に渡来した。
枝の分岐点と枝先に集散花序を出し、小形の杯状花序をつける。花序の直径は約3ミリ。既に花は終わっているが、名残りが見える。花弁はなく、花弁のように見えるものは4個の雄花の腺体の付属体。果実の大きさは4~5ミリ。
ヒメホシカメムシ(姫星亀虫)・幼虫 オオホシカメムシ科
幼虫の体長約10ミリ。シイ、アカメガシワ、クワ、コウゾなどの花や実を好み汁を吸う。素早く動き回るので、うまく撮れませんでした(いつものことですが・・・)。