アカネ(茜、赤根)・果実 アカネ科アカネ属
山野の道端や林縁、草藪などに生える、蔓性の多年草。
直立することができず、よく枝分れし他の植物に寄りかかって上に伸びたり、あるいは地面を覆って生育する。葉は4枚輪生しているように見える。
果実は球形で直径5ミリほど、普通1個だが、まれに2個くっついて生っていることもある。晩秋には緑色の果実が赤色を経て黒色に熟す。
茜染の染料は、この根から抽出してつくる。
シオデ(四緒手)・果実 ユリ科シオデ属
山地、林縁に生える蔓性多年草。雌雄異株。
葉は互生し、長さ5~15センチの卵状長楕円形で5~7脈ある。
葉身は縦横の葉脈が交差して網状となる。
果実は直径8ミリほどの球状になり、秋に熟すと緑色を帯びた黒色になる。