ムラサキハクチョウゲ(紫白丁花) アカネ科ハクチョウゲ属
ハクチョウゲの一品種で、樹高50~100センチ。母種のハクチョウゲは中国・東南アジア原産の常緑小低木で、元禄年間(17世紀末)には既に渡来していた。
花は漏斗状で先が5裂する長さ1センチ前後の淡い紫色で、花弁の縁は波打ってフリル状。花期は5月中旬~6月中旬だが、秋に咲くこともある。
エダナナフシ(枝竹節虫) ナナフシ目ナナフシ科ヒゲナガナナフシ亜科
日当たりの良い雑木林や、林縁の葉上で見られる。
ナナフシに似るが、本種は触角が長く、前脚と同じくらいの長さである。
前脚は触角に沿わせるように前に突き出していることが多いため、4本足のように見えることもある。体色は緑色、茶褐色、灰褐色など様々。
翅が退化しているので飛べないが、動作も緩慢で普段はじっとしている。
頭頂から腹部末端までの大きさは65~110ミリ。
ルリタテハ(瑠璃立羽蝶) タテハチョウ科ルリタテハ属
薄い水色の太い帯模様が緩やかな曲線を描き、前翅の先端部で切れ、その先に白い斑点がある。暗い瑠璃色と相まってよく目立つ。前翅長25~45ミリ。
裏面は樹皮や枯葉に似た灰褐色で細かい模様があり、樹幹や枯葉にとまり翅を閉じると保護色になり見つけるのが難しい。雌雄同色。