撮影:10月上旬
ヤマラッキョウ(山辣韮) ヒガンバナ科(←ネギ科←ユリ科?)ネギ属
比較的湿潤な草原に生育する。草丈:30~50センチ
9~11月にかけて紅紫色の球状花序をつける。花序径3~4センチ。
アキノキリンソウ(秋麒麟草) キク科
水辺や低地から山地まで変化に順応して生育する多年草。
頭花は径12ミリほどで茎の先に散房状あるいは総状につき、周りに雌性の舌状花、中心部に両性の筒状花がある。
アキノキリンソウミフクレフシ(秋麒麟草実膨五倍子)
緑色の球形に見えるものは虫こぶで、8月初旬にタマバエ科のアキノキリンソウミタマバエ(秋麒麟草実玉蠅)が蕾に産卵し、9月末ころまでに成熟して大きくなる。この虫こぶをアキノキリンソウミフクレフシという。別名アキノキリンソウミフシ(秋麒麟草実五倍子)。虫こぶは直径10ミリ、長さ15ミリくらいにもなる。
ズミ(酢実)? バラ科リンゴ属
落葉小高木。果実は赤色に熟す。果実の直径は8ミリ内外。
キミズミ(黄実酢実)? バラ科リンゴ属
落葉小高木。ズミの実が黄色の品種。果実の直径は8ミリ内外。