撮影:2月上旬
ハギマシコを見たくて車で2時間半の千葉県銚子市へ遠征した。
崖や岩場を好むようなので、それと思しき場所に直行したが、姿は皆無。
30分ほど周辺を散策して戻ってきたら、突然どこからか十数羽の群れが崖に取りついて何かを啄ばみ始めた。見た目はスズメより少し大きめで、ほとんど黒っぽい色。ハギマシコだ!多分・・・
崖は海から切り立っていて日陰気味、上から見下ろして10数メートルも下の方なので、一度目を離すと見失ってしまうほど、かなり厳しい。崖下へ降りる散策路が海中に崩落しているので、通行禁止になっている。<ツワブキの種子を啄ばんでいるようです。>ハギマシコ(萩猿子)・冬羽 スズメ目 アトリ科
全長約16センチ。越冬のため北方から飛来する冬鳥。
崖や岩場の周辺を好み、崖地の多い海岸や山地で見られることが多い。
冬には数十から数百の群れで行動し、崖地で草の種子を食べる。
雄は胸から腹にかけては茶褐色の地に薄紅色(萩色)を帯びる。
雌は雄より地味らしいが、私のような初心者には区別は難しい。
嘴は黄色で先端が黒い。