撮影:9月上旬(千葉県・船橋三番瀬)
図鑑で調べれば調べるほど、ダイゼンとムナグロの違いが分からなくなってしまう。体の大きさでは困難だし、嘴の形もいまひとつすっきりしない。
一番確かなのは、羽を開いたときの下面の脇羽の色が違うらしいが・・・
撮っているときにタイミングよく羽を開くとは限らない。
ダイゼン(大膳) チドリ目チドリ科ムナグロ属
日本には渡りの途中で飛来するか、越冬のため関東地方以南に飛来する。
ダイゼンは脇羽が黒いことが、脇羽の白いムナグロとの識別点のひとつだそうである。識別には後趾の有無を見る方法もあるが、これを撮るのは難しい。
(ダイゼンのゆびは後趾を含めて4本、ムナグロは後趾が退化して3本しかない。)
全長約29センチ。
千葉県RDB:絶滅危惧II類相当
脇羽が黒い。くわえているのはゴカイかな?左脚に青色と白色のフラッグが巻かれ、右脚には金属足環が嵌められていた。
向こうのダイゼンはゴカイ?をくわえていた。あ~うっとうしいな・・・かゆいんだよ~左脚に金属足環だけが嵌められたダイゼンもいた。