撮影:11月下旬(埼玉県川越市・伊佐沼)
主要各新聞で珍客ヘラサギの飛来が報道された。ネットでも賑わっていた。
埼玉県川越市の伊佐沼で11月18日ころ初めて確認され、多くの観撮男女が訪れている。
来年も見られるかどうかわからない。千葉からは遠いが、電車とバスを乗り継いで見に行った。
バスを降りて伊佐沼が近づくと、大勢の観察者が見えたので、場所はすぐにわかった。
先着の女性が、あそこの中州で休憩しているのがヘラサギですよと教えてくれた。ありがとう。
ヘラサギまで思った以上に遠くて、手持ち600ミリでは、小さくてくっきり撮れない。
11時近くになっていたので満腹で眠いのか、長い嘴を翼の中に突っ込んで寝てばっかり。
ほとんど動かない。
20~30分近く待っただろうか。羽繕いを始めた。
一斉にカシャカシャっとシャッター音が響き渡った。
長~い嘴。また寝るのかな。(風切羽の先が黒く見える)
う~ん・・・脚が棒になってしまった、のび~
しゃもじのような形の長い嘴。若鳥の嘴は全体に肉色味を帯びた黒色。先の平たい部分は肉色。
あ~・・・また寝てしまった~
次回へ続く
ヘラサギ(篦鷺)・若鳥 ペリカン目(←コウノトリ目から移動)トキ科
名前はサギだが、トキの仲間。全長86センチ。
冬鳥で渡来するが、日本では数は極めて少ない。
昼間は寝る時間が長く、早朝と夕方に採食。
全身が白く、足は黒色、若鳥は羽の先端が黒い。
しゃもじ形の長い嘴をもち、若鳥の嘴は全体に肉色味を帯びた黒色。
環境省の絶滅危惧種には情報不足ということで記載されていない。