撮影:3月下旬(千葉市・郊外)
昨年は2月中旬には飛来したヒレンジャク、偵察に行っても形跡がなく、今年はもう来ないのかと諦めていた矢先、いつもの場所に現れたという。彼岸の墓参りの都合もあり3月下旬になって観撮に行った。
いつもの大きな宿木には姿が見えず、さらに奥のほうに行って、ようやく出合うことができた。宿木そのものは萎れて垂れているように見えあまり元気がない。それでも5~6羽のヒレンジャクが忙しそうにヤドリギの実を啄ばんでいた。ヤドリギの中に潜っていたり、ケヤキの小枝が縦横に茂っていてどこから狙っても枝被りになり易く、畑の中に入らずに隙間を探すのに苦労した。
ヒレンジャク(緋連雀)はスズメ目レンジャク科の野鳥で全長約17センチ。
全体的に赤紫がかった淡い褐色で、尾羽の先端部が赤い。
顔はやや赤褐色みを帯び、頭には長い冠羽があり、黒い過眼線が冠羽の先端まである。
喉は黒い。雌雄ほぼ同色。
↓ヤドリギの果実を食べた後・・・粘着力があるので、長くつながった糞をする。
塊は消化されない種子。これが樹にくっつき、そこからヤドリギの芽がでて寄生する。
↓長く垂れた未消化物のわきでポーズ