撮影:4月下旬(埼玉県越生町・黒山三滝)
帰りの道すがら、沢沿いにのんびりと草花を探しながらバス停に向かって下った。
バス停には、4~5人の同年輩の熟女様がベンチに座ってバスを待っていた。
ヤマエンゴサク(山延胡索) ケシ科キケマン属 (初見)
山野の湿った林内、林縁部に生える多年草。
高さは15センチほど。葉は楕円形の小葉3枚からなるが稀に細長いのもみられる。
茎の上部に総状花序の濃い青紫色または紅紫色の花を咲かせる。長さ2センチ前後。
ミヤマキケマン(深山黄華鬘) ケシ科キケマン属
日当たりのよい山地の崩壊地、林縁などに生える一年草(越年草)。
花弁先端は緑色で、やがて褐色を帯びて反り返ります。
花が黄色なのでキケマンに似ているが、キケマンの花は先端部分に入っている模様が薄茶色…?
しかし、直感的にミヤマと思ったが、この仲間の同定は難しく・・・キケマンかもしれません。
ネコノメソウ(猫目草) ユキノシタ科ネコノメソウ属 (初見)
山地の湿地などに生える多年草。
既に花は終わっていて、実が生っていたが・・・
花よりも実のほうが可愛い!
葉っぱには1本も毛が生えていなかった。
ヤマネコノメソウやヨゴレネコノメは見たことがあるが、ネコノメは初見。
大輪のヤマブキ(山吹) バラ科ヤマブキ属
低山の明るい林の木陰などに群生する落葉低木。
日本原産種で、学名は Kerria japonica。
一般に花径は4センチ前後だが、6センチぐらいあったように思う。
直感的に大きい!と感じた。
後日、地元で一重や八重のヤマブキを何度も見たが、このヤマブキの花はやはり大きかった。