撮影:9月上旬(東京都青梅市御岳山)
意外にたくさん撮ったので掲載が長くなってしまいました。
御岳山の動植物は今回で終わります。
ノブキは白い小さな花で、倒れた朽木の傍らでひっそりと咲いていました。
ゴマダラカミキリは普通に見られるカミキリムシです。ノブキ(野蕗) キク科ノブキ属
山地のやや湿った薄暗い林床や林縁などに生える多年草。
高さ30~100センチ。写真のノブキは30センチほど。
茎の上部に小花が多数集まった頭花をいくつもつける。小花の径は約3~4ミリ。
頭花は白色の管状花からなり、中央には結実しない両性花、
周辺には雌花があり
結実する。
葉は茎の下部に集まってつく。葉の形がフキに似ているが、葉柄に短い翼がある。
フキ属のフキとは別属で近縁ではない。
カノコガ(鹿子蛾) カノコガ科カノコガ亜科
開張30~37ミリ。
胸・腹ともに上から見ると黒く、腹には黄色い帯が2本ある。
脇胸・脇腹に黄色い模様がならぶ。
鹿子模様のような黒地に白い紋が散りばめられた細めの翅を持つ蛾。
仲間にはよく似た
キハダカノコガがいる。
クワヒメハマキ(桑姫葉巻蛾)? ハマキガ科ヒメハマキガ亜科 (初見)
前翅長は約8ミリ。幼虫が葉を巻くので葉巻蛾の名が付く。
よく似た種が多く、同定は難しい。
ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切) カミキリムシ科
体長は約30ミリ。
青みがかった黒地にゴマのような白い斑模様がある。