撮影:9月下旬(東京都・葛西臨海公園鳥類園)
鳥類園の陸側の遊歩道を歩いていた。
道端の草叢に小さな鮮やかな花のようなものが目に入った。
よく見ると、以前から図鑑やブログで見たことのあった草鞋のような形をした綺麗な蛾の一種でした。
このときは名前をど忘れして思い出せませんでした。
昔から人の名前を覚えるのが苦手でしたが、今では動植物の名前を思い出すのが苦手です。ビロウドハマキ(天鵝絨葉巻蛾)・雌 ハマキガ科ハマキガ亜科 (初見)
道端の草叢に小さな鮮やかな花のようなものが目に入った。
草鞋のような形をした綺麗な蛾の一種、ビロウドハマキでした。
雌は開張約45ミリ前後。前翅長22ミリほど。雄のほうが小さい。
葉巻蛾の仲間なので、幼虫は葉を巻いた中で越冬する。
前翅(外翅)はビロードのような黒色で、細かな黄白色の斑紋が多数あり、翅端がオレンジ色。
白紋が大きいので雌と思われます。
初めての出合いでしたので、執拗にカメラを向けて追いかけてしまいました。
後翅(下翅)には、黄橙色地に黒色の斑紋がある。
逃げようと葉っぱや地面の上を歩き回りますが、飛ばないのは何故でしょうか。
帰宅してから調べたら、飛翔力は、情けないほどに弱いらしいです。
翅の基部から外縁に向かって翅の中央を赤い帯が走っている。
ヒメツバメアオシャク(姫燕青尺)・雌 シャクガ科アオシャク亜科
暗緑色の小さな蛾がタイルに張り付くように留まっていた。
後翅の先に尾のような突起が細長く突出する。雌は開張29ミリほど。
ヒロバツバメアオシャクに酷似している。
薄暗かったので、フラッシュして撮ってみましたが、、、逆効果でした。