撮影:10月下旬(千葉県流山市・新川耕地)
歩きつかれて用水路沿いにとぼとぼ歩いていた。
スズメの群れが水面の上をてんでんバラバラに這うように飛んで、草叢に取り付いて餌を啄ばむ。
それでいてどこか統率がとれているから不思議、などと感心しながら北上。
遥か上空ではトンビがゆったりと旋回しながら滑空していた。
遠くの空をカラスが3羽、江戸川のほうから東の斜面林のほうへ横切って飛んでいった。
シラサギは1羽しかいなかったが、たちまちどこかへ飛んでいってしまった。
稲刈りがとっくに終わり、一帯の田圃の水が抜かれ、空からに乾いていた所為なのか。
スズメとは少し様子の違う鳥が2羽、水に突き出た葦の切り株に止まって水中に嘴を突っ込んで水を飲む。翼に黄色の斑模様が見えた。どうやらカワラヒワかな。期待していなかった鳥だが、成果のない今、有難かった。カワラヒワ(河原鶸) スズメ目アトリ科
肌色でやや太く短いくちばし、翼と尾に黄色の斑が特徴。全長14センチ。
林縁や河原の草地で草の種子を食べる。
仲良しの番いだろうか
用水路に沿って張られた電線に飛び上がって遠くを眺めていた。
あなたはどなた、とこちらを見詰めた。