撮影:10月20日(千葉県・県立中央博物館生態園)
季節的には少し遅いと思いながら、自生のマヤランを見に行った。
2年前に見たときは、もっときれいに咲いていましたが、今回は盛りは過ぎてしまっていた。
一昨年、同じ時期に行ったときは、今回よりも元気に咲いていた。
今年は冬の到来が早そうです。薄暗い林内に咲いているので、フラッシュを使って撮りました。
光が強すぎてギラギラしてしまい自然の色合いが出ないのは残念でした。
マヤラン(摩耶蘭) ラン科 シュンラン属
明治12年に神戸・六甲の摩耶山で初めて発見された。絶滅危惧II類(VU)。
葉のない腐生殖物で根茎は長く地中を這い分枝する。多年草。千葉県から西に分布する。
7~10月に土中から細い花茎を10~30cm伸ばす。
1回目は6月後半~7月前半で、一度花も茎も枯れてしまう。
2回目は9月の中旬前後に花茎を伸ばし花を咲かせる。
花弁の長さ2cmほどの花を数輪つける。
花は透明感のある白色で、紅紫色の模様が入って美しい。
フラシュがないとこんな感じ
今は10月も下旬、萎れてきた花がほとんど。
後方は果実ですが、手前つぼみ、これから冷え込みそうなのに開花できるかな?