撮影:11月7日(松戸市・21世紀の森と広場)
林内のオオハナワラビをささっと撮って、次に花が散った後の萼が花火のように広がった花序を見つけた。初めて見た四方に広がった心もとない枝の先に小さな面白い形の実をつけていた。
名前が分からないまま撮ったが、帰宅後に調べたらカノツメソウと言うらしいことがわかった。
絶滅危惧種ではないが、希少で見つけるのは難しいらしい。カノツメソウ(鹿爪草) セリ科カノツメソウ属 (初見)
別名:ダケゼリ(岳芹) 日本固有種。山地の木陰に生える多年草。
茎は直立し、高さは50~100センチになり、上部は分枝する。小葉の先端は長く尖る。
全体にほっそりしていて弱々しい感じがするが、ゆらゆら揺れてもきちんと直立している。
花期は8~10月。径数ミリの花は分枝した先端の小形の複散形花序につく。
果実は長楕円形で表面はやや平滑、無毛。 直立する三角形の萼が果実の先端に残る。
ヒメジョオン(姫女苑) キク科ムカシヨモギ属
背の高さが30〜150センチになる、白い花を咲かせる一年草。
花の時期は初夏から秋にかけて、道端でよく見かける。
同属のハルジオンの花の時期は4~5月頃でヒメジョオンよりも早い。
季節的にヒメジョオンかな。
オオハナワラビ(大花蕨) シダ植物ハナヤスリ科
胞子嚢穂
栄養葉
栄養葉の基部から胞子嚢穂の茎が出る。高さ30~50センチ。
オオホシカメムシ(大星亀虫) オオホシカメムシ科 (再見)
赤褐色で、上翅中央に1対の丸い黒紋があり、上翅の下部は黒くなっている。
体長15~19ミリ。食草はアカメガシワの花など。