撮影:10月12日(千葉市・県立中央博物館付属生態園)
今にも雨が降り出しそうに暗く曇っている。
大きな樹木が生い茂り空が全く見えない。
花や果実を探すのが難しいほど薄暗い小道を、のそりのそりと歩いた。
写真が撮れるか心配でしたが、今どきのカメラは優秀なんですね。
ポケットに入る小型カメラなのに、ストロボを使わなくても、明るく写してくれました。
いたずらにストロボを光らせると逆に撮り難かったです。
ナンバンギセルススキなどの根に寄生し、自分では光合成をしないので緑の葉を持たない。
8月後半~9月に赤紫色の花を咲かせる。花冠の長さは約3センチ。
珍しい植物ではないようですが、ススキの根元に隠れるように咲くので、見つけるのが難しい。
まさか今どき、まだ咲いているとは全く思っていませんでした。幸運でした(^^ゞ
真っ黒になった姿は、8月に咲いた果実だと思います。
種を落とした後かもしれませんね。
>すごい!まだ花が残っていた!
周りをじっくり探すと、なんと!まだまだ綺麗な花がたくさん咲いていました!感激!
ススキ?がたくさん生えているので、被ってしまいすっきり撮れません。
すでに咲き終わって果実が真っ黒になってしまっていました。
ヤブコウジの果実
高さ10~20センチの常緑低木。別名は十両。
果実は冬中、葉の下につき、球形で径約5ミリ。
これから寒くなり霜が降ると、真っ赤に熟すでしょう。