撮影:10月21日(山武市/東金市:成東・東金食虫植物群落)
イトイヌノヒゲ(糸犬髭) ホシクサ科
千葉県RDB要保護生物
茎はごく短く、地面から細長い葉(根生葉)を出す。
根生葉は長さ3~10センチ、幅2ミリ前後で、葉先は鋭く尖る。
8~9月頃、根生葉の間から高さ5~30センチの花茎を出す。
カワラケツメイ(河原決明)の豆果 マメ科ジャケツイバラ亜科
草丈は30~60センチほど。
8~10月、葉腋よりやや上方から出た短柄に1、2個の花をつける。
豆果は長さ3~4センチ、短い伏毛がある。
絶滅危惧種ツマグロキチョウ(褄黒黄蝶)の食草である。
アキノキリンソウ(秋麒麟草) キク科
頭花は径12ミリほどで茎の先に散房状あるいは総状につく。
オミナエシ(女郎花)の果実 オミナエシ科
秋の七草の一つの多年草。
季節外れの花が咲いていた。
サワヒヨドリ(沢鵯) キク科ヒヨドリバナ属
花は淡い紅紫色まれに白色で、筒状の花冠から雌しべの細長い花柱が飛び出している。
この花も季節外れ。
チカラシバ(力芝) イネ科チカラシバ属
花穂が茶褐色。
アオチカラシバ(青力芝) イネ科チカラシバ属 (初見初撮り)
花穂が緑っぽい色のものをいう。
ヒメヨモギ(姫蓬) キク科ヨモギ属 (初見初撮り)
茎は高さ1〜1.2m、往々紫色を帯びる。
頭花は円錐花序につき幅1mm、長さ2mm。花期は8〜10月。
ホソバリンドウ(細葉竜胆) リンドウ科
千葉県RDB:重要保護生物(絶滅危惧I類相当)
湿原に生える多年草で、草丈20~80センチ。
普通のリンドウに比べて葉の幅が細い。