ヨコヅナサシガメ
川縁の散歩道を歩いていたら、ススキ?の葉に変わった虫が止まっていた。
触角を除く全長は20ミリより少し小さいであろうか。
全体的に真っ黒で艶々、腹の両脇が張り出していて、
黒白の縞模様になっている。
名前はヨコヅナサシガメ、漢字でかくと「横綱刺亀」である。
腹部の周りの模様が化粧回しに見えることから「横綱・・」とついたらしい。
サシガメ(刺亀)とは触ると刺されるからである。
広義にはカメムシの仲間である。
ところどころに赤い点々がある。これが良く目立って綺麗だ。
後で調べたら、この赤いものはダニだという記述もあったが、確かではない。
尻の部分も赤く見えるが、これは身体の色なんだろうと思う。
なぜならば、羽化した直後は全身がほとんど真っ赤らしいから。