ノキシノブ(姫軒忍) シダ植物:ウラボシ科ノキシノブ属
茎は横に這い、細かい根を出して樹皮などに着生する。
葉は細長く、肉厚で黄緑色、表面にはやや艶がある。
葉の裏に円形の胞子嚢が主脈の両側にいくつも並び、丸く盛り上がる。
ジョウロウスゲ(上臈菅) カヤツリグサ科スゲ属
低地の湿地などに見られる多年草。高さ50cm程度。
写真は開花初期。
絶滅危惧種に指定されている希少種であるが、
印旛沼、手賀沼など利根川流域では群れて見られる。
ミクリ(実栗) ミクリ科ミクリ属
湿地などに生育する多年生の水草。
枝の上方に雄性の頭花を数個~十数個つけ、
下方に雌性の頭花を1~3個つける。頭花は径15ミリほど。
アゼナルコ(畦鳴子、畔鳴子) カヤツリグサ科スゲ属
湿地に生えるスゲの一種。
細長い小穂をぶら下げるようにつける。
小穂はいずれも円柱形で長さ3~6センチ。
ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合) ユリ科アマドコロ属
山野の林内に生える多年草。
葉腋から細い花柄が出て、2~3本に分枝し、先端に白色の筒状の花を咲かせる。
キキョウソウ(桔梗草) キキョウ科キキョウソウ属
北アメリカ原産の帰化植物で一年草。
5月頃までは閉鎖花をつくり、6月頃から通常の花を咲かせる。
写真は閉鎖花なのか、これから花を咲かせる蕾なのか不明。
→花はこちら。シロタエギク(白妙菊) キク科キオン属(またはセネシオ属)
地中海沿岸地方原産の耐寒性常緑多年草。
茎や葉は緑だが白い繊毛があり、白銀色に見え、とても綺麗。
頭花の径10ミリ。天道虫の幼虫がたくさんついていた。