ヒメキンギョソウ(姫金魚草) ゴマノハグサ科ウンラン属
草丈30~40センチ、基部からよく枝分かれし、直立する越年生一年草。
茎や葉が細く一見弱そうだが意外に丈夫だそうです。
花は唇状花で、先端が尖った筒状の距が後ろに突き出る。
上唇は2裂、下唇は4裂し、下唇の中央部に必ず黄色の斑紋がある。
花長約20ミリ。花色は紫、赤、ピンク、白、黄色など多彩。
ヨーロッパ西部原産の「Linaria bipartita」にモロッコ原産の「Linaria maroccana」、北アフリカ原産の「Linaria reticulata」などをかけ合わせた種間交雑種。
園芸名:リナリア。
→仲間のマツバウンランはこちら。東京都江戸川区
スジグロボタル(条黒蛍)・オス
ホタル科マドボタル亜科(オバボタル亜科)スジグロボタル属
雌雄とも上翅が鮮やかな紅色で黒色の条がある。
中央寄りの黒条が翅の先端から1/3のところで消失する。
オスの触角はくし歯状。
頭胸部・腹部・脚・触角は黒褐色~茶褐色。
体長は雌雄とも7ミリほど。
幼虫は発光するが、成虫は発光しない。
旧名:スジグロベニボタル・・・ベニボタル科のホタルと混同するので変えたらしい。
<触角は本当は2本だが、1本欠落している。>
ムネクリイロボタル(胸栗色蛍)・オス
ホタル科クシヒゲボタル亜科クシヒゲボタル属
雌雄とも前胸背が栗色をしている。
頭部・上翅・触角は黒色。脚もほぼ黒色。
体長は雌雄とも8ミリほど。
幼虫は発光するが、成虫はほとんど発光しない。
キクズキコモリグモ(きくず黄子守蜘蛛) コモリグモ科
全体的に明るい茶褐色で、頭胸部中心の腹部寄りに黒い縦線があり、
腹部にも特有の模様がある。
水田や湿地など水辺に多く、水田の害虫を捕食する益虫。
危険を感じると水面を滑るように走って逃げる。
体長7~12ミリほど、オスのほうが大きい。
ウシガエル(牛蛙) アカガエル科アカガエル属
体長10~20センチ。
北アメリカ東部原産。
日本には大正7年に食用として移入され、その後逃げ出して全土に野生化している。
雄が鳴く声が極めて大きく、牛の鳴き声のような低音で遠くまで響き渡る。
幼生(オタマジャクシ)は大型で全長12センチ以上にも達する。
卵は小さく径約2ミリ。
別名:ショクヨウガエル(食用ガエル)。
ヒメタニシ(姫田螺) ニナ目タニシ科
巻貝の仲間で、日本では全土に分布し、水田、河川、池沼などにすむ。
2本のヒゲのような触角を出して、泥の表面をゆっくりと歩いている。
殻径は3センチくらいで、蓋の色は赤褐色。
昔は味噌煮や和え物として食用にされたが、
農薬や寄生虫などの危惧から、現在は食用にされない。
別名:タニシ、タツブ、タツボなど。
神奈川県横浜市