ショウジョウソウ(猩々草) トウダイグサ科トウダイグサ属
自然公園に隣接した畑の生垣に沿って植栽され、
ほとんどの小花が既に果実を膨らませていた。
北アメリカ南部、ブラジル原産で、沖縄県では古くから原野に野生化している。
原産地では宿根草だが、日本では非耐寒性一年草。
茎は直立し、高さ30~60センチ、上部で分枝する。
8~10月に、茎の先端に蕚片と花弁が無い沢山の黄色い小花を咲かせる。
小花は5個の総苞片が合着した椀状の総苞の中に咲く。
開花期には頭頂部の苞葉が朱紅色に変化する。
朱紅色の苞葉が良く目立つが、小花は地味で見栄えがしない。
別名:クサショウジョウ(草猩々)
椀状花序の中央に1個の雌花とそれを取り囲んで多数の雄花がある。
雌花は花柱の先が3裂し、それぞれがさらに2裂して柱頭になる。
椀状花序には付属物として口の様な腺体が1個ある。果実はほぼ球形で、直径約5ミリ。
未熟なうちは垂れ下がるが、熟すと果柄が立ちあがる。葉は濃緑色で長卵形、長さ約6センチ、中央部で深くくびれて先は尖る。
ノハナショウブ(野花菖蒲)・果実 アヤメ科アヤメ属
各地の湿原あるいは湿性の草原に生育する多年草。
写真のものは栄養の乏しい湿地にあり、花茎の高さは40センチ前後。
果実は長さ2~3センチ。
クロカナブン(黒金蚊) コガネムシ科ハナムグリ亜科
黒光りするカナブン。
体長は約25ミリ。クヌギやコナラなどの樹液を吸う。
小さい虫は
ヨコヅナサシガメの幼虫(?)