ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶) タテハチョウ科コムラサキ亜科アカボシゴマダラ属
日本全国の低地から丘陵地の雑木林に生息し、前翅長は40ミリ前後。
翅は前後・表裏とも黒褐色の地に大きな白斑や帯模様が散在している。
複眼と口吻とが橙色をしている意外は、全身が白黒のツートンカラである。
幼虫はエノキの葉を食餌し、成虫はクヌギなどの樹液を吸う。
滅多に翅を開いて静止してくれないので、たまに開いた瞬間を狙った。同じ個体ですが、光の当たり方でかなり色調が違ってしまう。
ルリタテハ(瑠璃立羽蝶) タテハチョウ科タテハチョウ亜科
前翅長25~45ミリ。雌雄同色。
薄い水色の帯模様が緩やかな曲線を描き、前翅の先端部で切れ、
その先に白い斑点がある。暗い瑠璃色と相まってよく目立つ。
裏面は樹皮や枯葉に似た灰褐色で細かい模様がある。
樹幹や枯葉にとまり翅を閉じると保護色になるので、見つけるのが難しい。
キマダラセセリ(黄斑せせり蝶) セセリチョウ科セセリチョウ亜科
表側は黄褐色の地色に黒褐色の帯が目立ち、黒褐色の部分は少し紫色がかって見える。翅の裏側は黄褐色と黒褐色の斑模様。翅の開帳30ミリ。