撮影:5月中旬
アカテガニ(赤手蟹)・雄 イワガニ上科 ベンケイガニ科
海岸や川辺の岩場、土手、湿地等に生息し、陸上生活に高度に適応している。
甲幅4センチほどの四角形。
背甲は暗青緑色で、額や前側縁が黄色ないし黄褐色、鉗脚(ハサミの脚)が紅赤色。若い個体では一様に黄褐色。オスの方がメスより大きい。オス成体は鉗脚が大きく発達し、メスは鉗脚が小さい。鉗脚は左右ほぼ同じ大きさ。
ウスキツバメエダシャク(薄黄燕枝尺蛾) シャクガ科 エダシャク亜科
翅開長は雄37~48ミリ、雌48~52ミリ。雌雄共に触角は糸状。
白色で、淡い褐色の横帯がある。前翅にある2本の横帯の間の部分にさざ波状の模様がある。後翅外縁部が黄色味がかる傾向が強い。顔は橙褐色。
後翅の尾状突起は比較的長い。
オニグモ(鬼蜘蛛)・雌(メス) コガネグモ科オニグモ属
灰褐色をしており、腹部後半に黒い波型の縦筋がある。
左右対称で葉っぱの先のギザギザのような模様で、葉状班と呼ばれる。
腹部前方の上面両側(両肩)には突起がある。メスの腹部は頭胸部よりも大きい。
体長メス20~30ミリ、オス18ミリ前後。
ヤマシロオニグモ(山城鬼蜘蛛)・雌/後黒型 コガネグモ科ヒメオニグモ属
森林内、林縁、道端には普通に見られる。体長10~15ミリ。メスのほうが大きい。
腹部中央に真っ黒い斑があってよく目立つ。
雌は腹背の模様や色彩は個体差が激しい。
オオワラジカイガラムシ(大草鞋貝殻虫) カメムシ目ワタフキカイガラムシ科
体色は暗褐色でロウ質白粉を分泌する。
触角、脚は黒色。体長10ミリ前後。