撮影:4月下旬(江戸川区・葛西臨海公園)
ギンラン(銀蘭) ラン科キンラン属
山地の林内に生える多年草。キンランより少し遅れて咲く。
草丈10~25センチ。花は白色で、花径5~7ミリ。
<散策路の繁茂し張り出した枝の下に隠れるようにひっそりと咲いていた。
漫然と歩いていたら気づかないような場所だ。
葛西臨海公園は東京湾の埋め立て地なので、まさかギンランが咲いているとは思いもしなかった。植栽したような雰囲気ではないが・・・>上の写真の果実部分を拡大した。昨年結実したギンランの果実だろうか。
ライラック(紫丁香花) モクセイ科ハシドイ属
和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)で、別名がリラとも呼ばれる。
ヨーロッパ原産の落葉低木で、日本へは明治中期に渡来した。
<イボタノキの根元に、地面から直接発芽したように咲いていた。
誰かが悪戯して挿したのかと思い引っ張ってみたがしっかり生えていた。
ライラックはほとんどイボタノキに接ぎ木されているらしいので、台木のイボタノキが大きく成長して、ライラックが衰退して主従交代したのだろうか。>
キリ(桐) ゴマノハグサ科またはノウゼンカズラ科
上向きの円錐形の花序に筒状の花を多数つける。
花冠は淡い紫色で長さ5~6センチ、先端は5裂し、外面に毛がある。
フタナミトビヒメシャク(二波鳶姫尺蛾) シャクガ科ヒメシャク亜科
前翅先端部の2対の淡褐色の紋が特徴的。
開張約23ミリ。