撮影:5月下旬(山梨県甲州市)
ヤマキマダラヒカゲ(山黄斑日陰蝶) タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科
黄褐色の地色に複雑な斑紋が入る。前翅長32ミリ。
サトキマダラヒカゲに酷似するが、本種は、後翅裏面基部の3個の紋が「く」の字になっていて、外縁に並ぶ眼状紋の黄色部が細く、相対的に黒色部が太い。
ヤマ・・・だから高地にいて、サト・・・だから低地にいるとは限らないので同定は難しい。サト・・・は高地でも普通に見られるが、ヤマ・・・は高地でも希少かも。
初見でした。↓参考:サトキマダラヒカゲ
3個の紋がほぼ直線状に並び、外縁の眼状紋の黄色部が太く、相対的に黒色部が細い。
シロモンカバナミシャク(白紋樺波尺蛾) シャクガ科ナミシャク亜科
開張約20ミリ。
シタコバネナミシャク(下小翅波尺蛾)・雌 シャクガ科ナミシャク亜科
前翅長約12ミリ、開張約23ミリ。
翅の合わせ目の真ん中にある赤っぽい紋が特徴。
タケカレハ(竹枯葉蛾)・幼虫 カレハガ科
幼虫は多数の短い刺毛が生えていて毒があり、触ると発赤したりする。
下面には3対の胸脚、4対の腰脚、1対の尾脚の計16脚がある。
蛾になった時は、胸の3対だけが脚になるらしい。体長約60ミリ。
幼虫はときどき見かけるが、成虫の蛾を未だ見たことがない。