撮影:8月上旬(千葉県習志野市・谷津干潟)
干潟の中央辺りを見ると、鳥の群れが餌を漁っていた。カメラの望遠で覗くと嘴の長い鳥と、胸が真っ黒な鳥。何しろ200メートルほどの距離があるので、何とか名前を識別できる程度の写真しか撮れなかった。
オオソリハシシギ(大反嘴鴫)・夏羽 チドリ目シギ科オグロシギ属
日本には旅鳥として春、秋に渡来し、海岸や河口の干潟、入り江にすむ。
全長約41センチ。成鳥夏羽の雄は、顔から腹にかけての体の下面が赤褐色。
雌は、体全体の赤褐色みが薄い。
体の下面の赤褐色みが薄いので雌かも?左の2羽はダイゼン。
ダイゼン(大膳)・夏羽 チドリ目チドリ科ムナグロ属
日本には渡りの途中で飛来するか、越冬のため関東地方以南に飛来する。
夏羽は額から上面にかけて白い羽毛で覆われ、黒い斑紋が入る。
顔から下面にかけては黒い羽毛で覆われる。全長約29センチ。
ダイゼンにとてもよく似ている鳥にムナグロがいる。いつも迷ってしまう。
右端はオオソリハシシギ。干潟の中央辺りは、海藻のアオサが絨毯を敷き詰めたように蔓延っていた。