撮影:8月下旬(千葉県東金市・東金ダム湖畔)
ヒトスジマダラエダシャク(一条斑枝尺蛾) シャクガ科エダシャク亜科
開張:約35ミリ。前翅前側中央の灰黒の班の中に黒色の環状紋がある。
似た種が多く、厳密に区別するには交尾器の解剖的観察が必要らしい。
葉っぱが重なった奥に留まっていたので、陰になってしまった。葉っぱを動かしたら、近くの枝に逃げられてしまった。かなり敏感。
ヒメウスアオシャク(姫薄青尺蛾) シャクガ科アオシャク亜科
前後翅とも細かいさざ波状の白い模様が内外2本ある。
この個体はアオシャク(青尺)という名前にしては青っぽくなかった。
実際の見た目はもう少し青っぽい。
ツトガ(苞蛾) ツトガ科ツトガ亜科
前翅長約13ミリ。前翅には翅脈に沿って細い赤褐色の破線が走り、前翅の中心にぼかしたような白い縦線がある。外縁部にも銀白色帯がある。
触角を翅の上に乗せて止まる。
↑ ↓ マクロレンズは全体に偏らずにピントを合わせるのが難しい。
ヒゲナガヤチバエ(鬚長谷地蠅) ハエ目ヤチバエ科
体長約8ミリ。田んぼや池などの周辺で見られる。
葉や茎に止まる時、頭部を下向きにしていることが多い。
枝分かれした角のように見える尖った触覚が特徴的で、ハエにしては触覚が長いので、初めはハチかアブかハエか見当がつかなかった。
アミガサハゴロモ(編笠羽衣) ヨコバイ亜目ハゴロモ科
羽化したときは全体に緑色(ウグイス色)の粉で覆われている。
羽化後の活動により緑色の粉が脱落し、暗褐色~黒褐色の体色が現れる。
翅の外縁中央に白い紋がある。体長10~13ミリ。