撮影:9月上旬(千葉県・船橋三番瀬)
水鳥が続き飽きたので、三番瀬の岸辺で見た野草の花で気分転換。
シナガワハギ(品川萩) マメ科シナガワハギ属
アジア原産の海岸、川岸、空き地などに生える一年草。江戸時代に渡来した。
茎は直立して、よく分枝し、高さ1.5メートル。
枝の先や葉腋から長さ約4センチの花序を出し、黄色で長さ約5ミリの蝶形花を多数つける。葉は3小葉からなり、目立たない鋸歯がある。
果実は長さ約4ミリの広楕円形。
アレチハナガサ(荒地花笠) クマツヅラ科クマツヅラ属
南アメリカ原産の帰化植物で荒地や河原などに生える多年草。
茎は直立して断面は四角で、茎には毛がほとんどない。高さは約1メートル。
花は細長い尾状の花序の先端付近に次々と咲き、淡紫色で直径約2ミリ。
コマツヨイグサ(小待宵草) アカバナ科マツヨイグサ属
北アメリカ原産で、明治末期には渡来して野生化し繁殖している。
日当たりの良い海岸の砂浜か、海岸に近い草地に生育する。
花弁は4枚で淡い黄色、直径2~3センチ、昼間に咲き、終わると朱色を帯びる。
雌しべの先端は4裂する。
要注意外来生物。茎は根元で分枝し、地面を這って広がり立ち上がって高さ20センチになる。
花の下に長い萼筒があり、その下に子房がある。
果実は長さ約4センチ、幅約3センチの円柱形。
ナカモンツトガ(中紋苞蛾)? ツトガ科ツトガ亜科
体長約11ミリ。