撮影:9月中旬(千葉県北部)
ハダカホオズキ(裸酸漿) ナス科ハダカホオズキ属
山地や丘陵地の林縁などに生える多年草。
草丈は60~90センチで茎はよく分枝して広がる。
葉の腋から2~4個の花柄を出し下向きに咲き、花冠は直径約8ミリで淡黄色、先は5裂し、裂片は反り返る。直径約8ミリの果実をつけ、10月に入ると
赤く熟す。
薄暗い雑木林の細道、やぶ蚊に何度も刺された。
果実は何度も見ましたが、花を撮るのは初めてでした。
ヤマトシジミ(大和蜆蝶)・雌雄と産卵 シジミチョウ科ヒメシジミ亜科
前翅長約13ミリ。
雄は、翅の表面がやや光沢のある灰青色。
雌は、翅の表面は黒褐色。産卵する葉っぱを選んでいた。
雌がカタバミの葉裏に産卵していた。
雄が言い寄ったが、この後、雌は逃げてしまった。
ウスキヒメシャク(薄黄姫尺蛾) シャクガ科ヒメシャク亜科
開帳14~19ミリ。
この蛾は開張15ミリほどと小さかった。翅は艶々しているように見え綺麗でした。
ウスベリケンモン(薄縁剣紋蛾) ケンモンガ科
体長26ミリ。前翅の地色は淡灰褐色で、内横線と外横線は二重。
環状紋と腎状紋の後縁側に、黒い縦筋がある。腎状紋直下は広く白色。
幼虫はクマザサを食草とする。
藤棚の石柱に張り付くように留まっていた。初撮り。
スズキシャチホコ(鈴木天社蛾) シャチホコガ科
体長24ミリ。霜降状に白く、淡黄色が混ざる。外横線前縁寄りは鋸歯状で明瞭。
幼虫は、クヌギ、コナラなどを食草とする。
ブナを食草とするウグイスシャチホコに似ているらしい。
これも藤棚の石柱に留まっていた。初撮り。左の翅端が展開不良かも。