撮影:2月上旬(市川市・じゅん菜池緑地)
市川市じゅん采池にミコアイサガの雄がやってきたというブログ情報で、遅まきながら撮りに行った。
駐車場が狭いので電車の乗り継ぎで行き、北総線矢切駅から徒歩5分でした。
ミコアイサ(巫女秋沙) カモ科アイサ属
目の周りが黒く、パンダにそっくりです。俗称パンダガモ。
しっかりと立てた冠毛がお洒落です。
池は南北に細長く幅が狭いうえに、ミコアイサは岸に近づかないように中央を泳ぐので、
比較的に近距離で撮れる。
ソフトなモヒカンが、とても凛々しい。
時々潜って餌を採りながら、細長い池の真ん中に架かる橋から南端の間を行ったり来たり繰り返すので、
撮影者はそれを追うように行ったり来たり何度も往復していた。
往復で約600メートル、適度なウォーキングになる。
首を伸ばし、頭をできるだけ前に出して、全力疾走する。
一度上に伸び上がり、飛び込むようにして潜水する。
ミコアイサはほとんど真っ白なので白飛びしてしまい、白飛びしないようにすると黒が潰れてしまう。
努力の苦手な私には設定が難しい。
500枚以上も撮って、使えるのはこの程度でした。
何度か潜水を繰り返した後、羽繕いをして、背伸びしたり休憩したりする姿は長閑でした。
腹を上にして羽繕い。
ギャオー!と叫んだかどうか聞こえませんでした。
実際の鳴き声は・・・「クックッ・・・」と細い声で鳴くので、静かにしていないと聞こえないらしい。
大きく見開いた目がくりくりっとしていて可愛い。
つぶらな瞳も可愛いな
ミコアイサ(巫女秋沙) カモ科アイサ属
冬季にユーラシア大陸から越冬のため飛来する冬鳥で、湖沼、河川などに生息する。
餌は水中に潜って魚類、甲殻類、貝類などを捕らえる。
全長38~44センチ。翼開張55~69センチ。オスのほうが少し大きい。