撮影:6月下旬(千葉県成田市・坂田ヶ池総合公園)
もともと林内は暗いのに、雨が降りそうなほど曇っていてさらに暗く、
しかもフラッシュが動作しなくて、全部ぼんやりした写真になってしまった。オオバノトンボソウ(大葉蜻蛉草) ラン科ツレサギソウ属
丘陵や浅い山の林内に生える多年草。花茎の高さは45センチくらい。
薄暗い林内の小道のところどころに、地味に咲いていた。
花は黄緑色で、花の後の捩れた花柄に見えるものが子房である。
後に突き出た距は長さ13ミリくらいで子房より長い。
未だほとんど蕾で、右下の一輪だけ咲いていた。
これは上とは別の株ですが、蕾は青みが強く、まだ硬そう。
これも別の株。
ツリバナ(吊花)・青い果実 ニシキギ科ニシキギ属
丘陵帯から山地帯に分布する落葉低木。
果実は直径約10ミリの球形で、熟すと5裂する。
花は5月頃に咲くらしいが、今年こそ花を撮ろうと決めていたのに、撮りはぐってしまった。
イチヤクソウ(一薬草)・青い果実 イチヤクソウ科イチヤクソウ属
やや明るい腐葉土の多い林内に生える常緑多年草。草丈約20センチ。
葉は根元に集まってつき、白い斑が入っている。
果実は直径6~7ミリの扁球形。
今年は花を見逸ってしまった。