撮影:7月下旬(東京都八王子市裏高尾・日影沢林道)
林道をバス停に向かって歩いていた。
頭上の茂みのなかからピィーピィーともルリールリーとも聞こえる鳴き声がした。
何がいるのだろう?眼を凝らしても見つからない。
キャンプ場傍の切り株に座って休んでいたら、目の前の樹に怪しい鳥影が見えた!
まるで怪鳥だ!未だ見たことがない不気味な感じさえした。
頭が小さく、頭や顔には毛がなく皮膚が裸出していた。嘴がものすごく大きい。
なんか謎の怪鳥に見えて不気味だったので、未知の鳥かなと期待し、取り敢えず撮りまくった。
頬の辺りにうっすらと赤褐色の班があったので、もしかしたらと思いつつ撮り続けた。
どこかで虫を捕まえてきた。なんとなくボロボロに見えるけど・・・産毛なのかな。
目玉がギョロ!大きい!
くわえたままで、飲み込もうとしない。もて遊んでいるのかな。
見せびらかしたいのか?バスの時間が近づいてきた。
ヤブデマリ(藪手鞠)の赤い実 スイカズラ科ガマズミ属
何の実だろう?ヤブデマリを思いつきませんでした。
花は低山地で何度か見たことがあるが、赤い実を見るのは初めてでした。
花はこちら→
花1、
花2果実は楕円形で、長さ約6ミリ。ガマズミの実に似ている。
黒く熟すと、どんな味なのかな?
ガマズミは潰して塩をふって舐めると美味しいけど・・・同じような味かな?
鳥たちは食べるのかな?
不気味な怪鳥を帰宅後に調べてみたら・・・確信はないけど、多分ヒヨドリの幼鳥ではないかと思う。
ヒヨドリ(鵯)の幼鳥 スズメ目ヒヨドリ科
成鳥は灰褐色で、頬は赤褐色。体長27センチ。成鳥は嘴が小さく見える。