撮影:10月中旬(千葉県千葉市・青葉の森公園)
落ち着きの無いハクセキレイを横目にして草原を進むと、
目の前に真っ赤なアカソバの花畑が広がった。
陽射しを受けて眩しく輝いていた。アカソバ(赤蕎麦) タデ科ソバ属
別名は、ベニバナソバ、アカバナソバ、タカネルビーともいう。
ネパールの高原の原産で、茎も花も赤い。
花の咲き始めは薄い赤で、徐々に赤が濃くなっていく。
そのアカソバに何匹かの小さな蛾が忙しなく飛び交い、蜜を吸っていた。
写真を撮っていると、後から10人ほどの団体がにぎやかに近づいてきたので、
満足に撮れないまま、そこそこにして逃げ出した。
以前何度も撮ったことがあるから、まあいいか・・・シロオビノメイガ(白帯野螟蛾)) ツトガ科(メイガ科ともいう) ノメイガ亜科
開張は約22ミリ。翅は濃褐色で白い帯が入っている。
人家周辺の草むらでも見られ、極めて多い普通種。
少し離れた草原へ移動したら、ツマグロヒョウモンの雌の周りを雄がちょろちょろ舞っていた。
雌は間もなくどこかへ飛んでいってしまったが、カタバミの葉に産卵していたのだろうか。
ベンチで休憩していたら、先ほどの団体が、しかも数組に増えて、目前の道を通過していった。ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋蝶)・雌雄 タテハチョウ科タテハチョウ亜科
野原や公園などに広く生息している。
前翅長27~38ミリ、翅を拡げた左右の長さは約70ミリ。
雌は前羽の先端部が黒色をおび、白色の斜めの帯があります。
雄は全体に普通の豹柄の紋のような斑紋で、後翅の縁が黒くなっている。