撮影:1月下旬(千葉県松戸市・都立八柱霊園)
トラツグミが出ているようなので訪れたが、ざっと一回りしてもトラツグミは見当たらなかった。
数人のカメラマンがアトリの出を待っていたので、仲間に入れてもらった。
しばらく待っていると20羽ぐらいの群れで、高い梢に飛来し、すぐに地上に舞い降りて採餌を始めた。
餌場が何ヶ所かあるのだろう、巡回しているようであった。雌♀
右端が雌♀
手前が雌♀
側面よりも正面からのほうが、赤褐色が鮮やかに見えた。
奥の真っ黒な鳥はムクドリ
アトリ(花鶏) スズメ目アトリ科
シベリアから越冬のため渡って来る鳥で、農耕地や低山平野部の林で群れで行動する。
全長 16cm。スズメよりやや大きい。
雌雄とも胸から脇にかけての赤褐色が特徴。
冬羽の雄♂は顔から頭が濃い灰色で、春になると雄は顔から頭や背中が黒くなる。
雌は夏冬とも灰褐色の頭部と全体的に淡い羽色。
嘴は雄は鮮やかな黄色で、雌は鉛色を帯びている。