撮影:3月上旬(千葉県船橋市・三番瀬)
海で精気を育むために、2ヶ月ぶりに船橋三番瀬に行った。
普通なら1時間もかからないのに、道路がかなり渋滞していて2時間もかかってしまった。
ちょうど干潮とぶつかり、沖合いまで干潟になっていた。
潮との境目あたりの波打ち際で餌を探していたので、かなり沖合いまで歩かなければならなかった。
双眼鏡で眺めると、市川塩浜に近い方の突堤の先端の方にミヤコドリやオナガガモが群れていて、その近くにはハマシギの群れが忙しそうに歩き回っていた。
沖合いにはスズガモの大群に混じって数羽のウミアイサが浮かんでいた。ミヤコドリ(都鳥) チドリ目ミヤコドリ科
海岸や干潟で小さな群れを作って過ごすことが多い。貝類や甲殻類を食べる。
体の上面、頭、尾の先は黒色で、腹、背、尾の半分は白色。翼に白帯がある。
足、嘴は赤色、目も赤い。全長約45センチ。
ウミアイサ(海秋沙) カモ科アイサ属
日本へは冬鳥として渡来し、沿岸部の浅瀬や河口、内湾などに生息する。
全長は雄59センチ、雌52センチ。
雄は後頭部に長くて細い冠羽があり、胸は茶褐色、背は黒色。
雌は頭部が茶褐色で、冠羽は短い。胸から背にかけては灰褐色。
千葉県RDB:準絶滅危惧種
沖合いにはスズガモの大群に混じって数羽のウミアイサが浮かんでいた。
手前がウミアイサの雄。奥はスズガモの群れ。左が雌、右は雄。奥はスズガモ。干潟の波打ち際に近い浅瀬では、夫婦だろうか、雌雄のウミアイサがじゃれ合っていた。雄が大きな魚を捕まえたようだ。周囲が網で囲まれていたので近づいていったら、飛んで逃げられてしまった。