撮影:3月30日(東京都八王子市裏高尾・日影沢)
ハナネコノメソウの花をまだ一度も見たことがなかった。
今年こそ旬のうちに撮りたいと思いながら、都合で延び延びになっていたが・・・
遅過ぎるのは承知で日影沢林道に行った。
案の定、肝心な真っ赤な雄しべの花は全く無かった。
裏高尾での花期は2~4月ですが、赤い雄しべが見られるのは3月中旬まで。残念!ハナネコノメソウ(花猫の目草) ユキノシタ科ネコノメソウ属(初見初撮り)
赤い雄しべの花を丹念に探したら、かろうじて1輪だけ赤い雄しべが残っていた。
花径は5ミリほどと小さい。
花茎の高さは5~10センチ、茎の先に2~3個の白い花を咲かせる。
咲き初めは葯が真っ赤で綺麗ですが、やがて葯が裂け黄色く変わる。
白い花びらに見えるのは萼片なので、だんだん緑色に変わっていく。
ハナネコノメソウは山地の渓流沿いや湿地に生える多年草。