撮影:7月下旬(千葉県長生郡長南町長南)
7~8年前に各地で数羽が散見され、その内の一羽が、5~6年前にどこからか長南にやってきて、気候や自然環境が気に入ったのか、長く居ついてしまったらしい。近隣の動物園だか植物園だかが閉園して逃げ出したとか、捨てられたとか言われているが、とにかく定かではない。
本来の生息地はアフリカ大陸南部のウガンダなどだから、幼いときに連れて来られたのなら、帰る場所が分かる訳がない。この地で可愛がられて、天寿を全うするしかないのかもしれない。
あまりの美しさに750枚も撮ってしまった。お蔵入りは惜しいので、しばらくお付き合いください。(画像は全てクリックすると大きくなります)
ホオジロカンムリヅル(頬白冠鶴)ホオジロカンムリヅル(頬白冠鶴) ツル科カンムリヅル属 (初見)
頭頂に麦わらを束ねたような金色の冠羽があり、頬の部分は白い。頚部の羽毛は明るい灰色。
池沼、湿地等に生息する。昼行性で、夜間は樹上で休む。全長100センチ。
雑食で、昆虫類、蜘蛛、甲殻類、小型哺乳類、果実、種子等を食べる。
アフリカ大陸南部に生息し、ウガンダでは国鳥に指定されている。