撮影:10月上旬(千葉県市川市・行徳野鳥保護区)
バスを降りて観察舎へ向かって歩き始めると、綺麗に咲いたコスモスの花で、イチモンジセセリがたくさん蜜を吸っていた。ツマグロヒョウモンとクマバチも吸蜜していた。湿地ではクモが蛾を捕らえて運んでいた。イチモンジセセリ(一文字せせり蝶) セセリチョウ科
全体に茶色くて、後翅に白い斑点がつながった一文字模様を持つ。
蝶にしては胴体が太く色合いも地味なので、蛾のように見える。
前翅長15~20ミリくらい。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋蝶)・雄 タテハチョウ科
前翅長27~38ミリ、開翅長70ミリ内外。
野原や公園などに広く生息している。後翅の縁が黒くなっている。
キムネクマバチ(黄胸熊蜂) コシブトハナバチ科
全国に分布する日本固有種。単にクマバチと言われることが多い。
体長は約22ミリほどの大型のハチ。体の大きさの割には翅が小さめ。
いつも体を丸くして蜜を吸う。
マミジロハエトリ(眉白蝿取蜘蛛)・雄 ハエトリグモ科
オスは頭部前端に横向きに白毛が並んでいる。体長約7ミリ。
自分の身体より大きい蛾を捕まえていた。