撮影:11月中旬(東京都足立区北千住・荒川右岸河川敷)
ハクガンで検索すると、多くのブログで賑わっていた。
関東では滅多に見られない、ごく稀な冬鳥らしいので、千住新橋を目当てに行ってみた。
橋の右側に到着したが何も見えず、通りかかった地元の方に教えていただいた。
橋の左側、千住新橋と西新井橋との真ん中あたりの河川敷に遠くから50人くらいの群れが見えた。
橋から10分ほど歩いて、ようやく到着した。シベリア東部などで繁殖し、冬季になると北アメリカ大陸西部へ南下し越冬する。
日本にはごく稀に越冬のため飛来する。遠目には白いアヒルに見える。
植物食で、植物の葉、根、水生植物などを食べる。
幼鳥はあまり白くはなく、全身灰色または黒っぽい羽がまだらに残る。嘴は黒っぽい。
全長70センチ前後、翼開張150センチ内外。
初列風切が黒い。
翼をたたんでいるときには、黒い初列風切が黒い尾羽のように見える。
羽は幼鳥の特徴だが、嘴は赤紫色や薄紅色で、後肢は薄紅色の成鳥の特徴になっていた。
ハクガン(白雁)・幼鳥 カモ目カモ科マガン属 (初見初撮り)
体は白色で、初列風切が黒い。翼をたたんでいるときには黒い尾羽のように見える。
環境省レッドリスト:絶滅危惧1A類(CR)
稀な冬鳥で、現在の渡来数は極少数。
新潟県の朝日池に近年は50~100羽ほど飛来するようです。