撮影:11月中旬(茨城県稲敷市稲波・稲波干拓地)
関東地方では唯一霞ヶ浦に越冬のため渡来する。
国の天然記念物に指定され、茨城県の鳥獣特別保護区に設定されている。
観察小屋に詰めている「稲敷雁の郷友の会」のボランティア観察員さんの説明によると、
11月5日に初飛来し、日ごとに増えて、18日夕には53羽に増えた。
昨年は120羽余り飛来したそうです。
小野川に沿った堤防の土手などから撮っているので、かなり距離がありました。超遠ーい、遠ーい。
画像はトリミングしてぎりぎりまで超拡大しています。嘴は黒色で、先端近くに橙色の帯を巻いたような斑がある。
脚は橙色。
オオヒシクイ(大菱喰) カモ科マガン属
全長90-100センチメートル。雄のほうが大きい。
嘴は黒色で、先端近くに橙色の帯を巻いたような斑がある。脚は橙色。
夏季にシベリア東部で繁殖し、冬季になると中国や日本へ南下する。
湖沼、池、湿原、河川、水田、海岸などに生息する。夜間は大きな水場の中央に集まり休む。
1971年に国の天然記念物に指定されている。
福島潟は9月下旬から飛来しはじめ、5000羽以上のオオヒシクイが越冬する。
霞ヶ浦では100羽以上が飛来し越冬する。
環境省レッドリスト:準絶滅危惧(NT)