撮影:4月3日(千葉市・泉自然公園)
いずれも幼虫を見たことがあっても、成虫の蛾を見るのは初めてでした。
種の名前は念入りに調べたつもりですが、ど素人ですので間違いはご容赦ください。
ご教示いただければ幸いです。
アトジロエダシャク(後白枝尺蛾) シャクガ科エダシャク亜科
先日と全く同じ位置に止まっていた。春なのに餌を探さないのだろうか。
全体に黒っぽくて模様がはっきり見えない。開張38~44mm。
少し明るく加工したら意外と筋模様が綺麗だった。
同じ屋根裏の反対側にも同種の蛾が止まっていた。
他にも蛾がいないかと周囲を見回したら、次々と見つかった。
ここは夜間も照明がついているようで、蛾が集まるのだろう。
ウスバキエダシャク(薄翅黄枝尺蛾) シャクガ科エダシャク亜科
早春のシャクガで、全種と違い後翅の基部付近の黒帯は無い。開張26~30mm。
モンウスカバナミシャク(紋薄樺波尺蛾) シャクガ科ナミシャク亜科
早春のカバナミシャクの仲間で、どれもよく似ている。
全体に暗い焦茶色で紋様が不明瞭なので同定が難しい。開張18~21mm。
トビモンオオエダシャク(鳶紋大枝尺蛾) シャクガ科エダシャク亜科
体色は灰色や茶褐色が多く、黒っぽい波状のまだら模様がある。
体色に合わせて止まったのだろうが、頭部の背景が水色なので目立っていた。
開張50~80mm。
ドクガ(毒蛾)の仲間?小さな点紋が多数あるのでゴマフリドクガに似ているが、中央に大きな紋がある。
全長約15mm。