撮影:9月21日(千葉市・加曾利貝塚公園)
ほとんどの草花はとても地味で目立たず冴えなかった。
花の写真を撮るという目的がなければ、あっさりと見過ごしてしまう程であった。
そんななかで、オオバクサフジの花だけは艶やかな青紫色で、これ見よがしに咲いていた。オオバクサフジ(大葉草藤) マメ科ソラマメ属
高さ80~150センチになるつる性の多年草。
葉腋から長い柄のある花序をだし、長さ13~15ミリの青紫色の蝶形花を多数咲かせる。
ヤマハッカ(山薄荷) シソ科ヤマハッカ属
多年草で、高さは90センチになり、全体に毛が多い。
長い花穂に小さな唇形花を数段につける。花冠の長さは約8ミリ。
上唇は濃い青紫色の線状の斑点があり、下唇は縁が内側に巻く。
サワヒヨドリ(沢鵯) キク科ヒヨドリバナ属
花は淡い紅紫色まれに白色で、筒状の花冠から雌しべの細長い花柱が飛び出している。多年草。
虫はコアオハナムグリ
センニンソウ(仙人草)・果実 キンポウゲ科センニンソウ属
果実は長さ8ミリ、長い毛のように見えるのは長く伸びた花柱。
ボタンヅルやクレマチスの仲間。