撮影:10月21日(山武市/東金市:成東・東金食虫植物群落)
今日は朝から久しぶりの快晴
家の中でくすぶっているのはもったいない。
少し遅くなってしまったけど、食虫植物を見に行きました。
ここは、大正9年(1920年)に日本で初めて天然記念物に指定され、
8種類の食虫植物や多くの湿生植物などが生育しています。
何ということでしょう、うっかりして食虫植物の投稿を後回しにしてしまいました(*_*)
今から写真の整理をしても間に合わないので、次回に食虫植物を投稿します。
風が強くて、花がゆらゆら揺れてボケた写真を量産してしまいました。
イヌセンブリ(犬千振) リンドウ科 センブリ属
環境省RDB:絶滅危惧II類、千葉県RDB:重要保護生物(絶滅危惧I類相当)
湿原の周辺の湿地に生育する越年生の一年草。草丈は5~30センチ。
花は10~11月に咲き、白地に紫色のスジが入る。花冠は直径15ミリ。
花冠の裂片基部には長い白色の毛が多数生えている。
群落の中では劣勢の様子で、咲いていたのはこの一輪だけでした。
ウメバチソウ(梅鉢草) ウメバチソウ科(←ユキノシタ科)
千葉県RDB:重要保護生物(絶滅危惧I類相当)
花茎の高さは10~40センチ。花は白色で直径2センチほど。
この花は蜜がないので、仮雄しべ先端の腺体が代わりをしているという。
あちこちにちらほらと咲いていて、蕾も沢山ありました。まだまだ楽しめそうです。
タヌキマメ(狸豆) マメ科タヌキマメ属
千葉県RDB:要保護生物指定
土手や池の周りのような湿り気のある場所によく自生する。
葉っぱは細長い一枚葉で、長いものは10センチくらいになる。
草丈は20~70センチ、主な開花期は8~9月。
花序の下から順に開花するが、一日に開くのは1、2個である。
時期としてはもう既に遅く、最後の一花のようでした。
花期は過ぎてしまい、たくさんの実が生っていました。