撮影:2021.09.10(千葉市・県立中央博物館生態園)
ナンバンギセル(南蛮煙管) ハマウツボ科
葉緑素を持たないので、ススキなど他の植物の根に寄生して養分を吸収する一年草。
茎のように見えるのは高さ20センチほどの花柄で、
その先に横向きに淡紅紫色の花を1個咲かせる。
花冠の長さは3センチくらいで花期は8~9月。
花の中には黄色い球のような雌しべの柱頭があり、その奥に雄しべが4本ある。
花冠の先は浅く5裂している。
イヌホオズキ(犬酸漿) ナス科ナス属
草丈は高さ30~60センチの一年草。全体に有毒。
葉は互生し、卵形で先は短くとがる。
茎の途中に花軸を出し、散形状に白色の5弁花をつける。
花の直径は7ミリ前後。
ヤブタバコ(藪煙草) キク科ヤブタバコ属
葉が煙草の葉に似ているそうです。
煙草の葉を知りませんが・・・
直立した茎の先が伸び止まり、そこから横四方に放射状に長い枝を分岐して伸ばす。
斜めに出た小枝の各葉腋に直径1センチの頭花を下向きに1個ずつつけ、花の列ができる。
ミツバアケビ(三葉木通)・果実 アケビ科 アケビ属
つる性落葉低木。
果実は、長さ10センチの長楕円形になる。
10月ころに紫色に熟し、裂開する。食用になる。
ホウチャクソウ(宝鐸草) ユリ科
果実は直径約1センチの球形で熟すと黒くなる。
林内の日陰では目立たないので見過ごしそう。
2枚とも、カメラ内蔵ストロボを使った。
イタドリ(痛取、虎杖)・雄花序 タデ科タデ属
痛みを取るから、イタドリだとか・・・
写真の雄花序の長さは約7センチ。