アオスジアゲハ(青条揚羽蝶) アゲハチョウ科アオスジアゲハ属
黒地に青白い条が一本入っているが、この条には鱗粉がなく、
鮮やかな青白色に透き通っている。
雌雄はほぼ同じ斑紋をしている。翅を広げた横幅は65~90ミリ。
飛び方が敏捷で、花のまわりをめまぐるしく飛び回っている。
ツユクサ(露草) ツユクサ科ツユクサ属
道端で見かけることの多い雑草である。
花の大きさは2センチ弱、花弁は3枚で、上の2枚は青く大きいが、下の1枚は白く、小さくて目立たない。
雄しべは6本あり、上方の3本は花糸が短く、鮮やかな黄色でπ字方の葯をもっている。下方の2本は、花糸が長く楕円形の葯をもち、雌しべと並んでいる。
最後の1本は中間の位置にある。
なぜ、このように長さを3段階に構成しているのでしょうね。
タカサゴユリ(高砂百合) ユリ科ユリ属
花は白色で、花の長さは15~20センチ、直径は5センチより大きい。花弁は白色だが、薄い紫色の筋が入る。葉がすらっと細い。花期は7~9月。
仲間のテッポウユリがかなりよく似ているが、花の長さが10~15センチ、直径は約5センチ。また花弁に筋が入らない。葉はやや太目で、密集している。花期は4~6月。
写真を撮ったときはテッポウユリと思い込んだが、画像で見るとタカサゴユリもありかなと悩んでしまった。どうやらタカサゴユリのようだ。
ベニバナボロギク(紅花襤褸菊) キク科ベニバナボロギク属
1950年ころに確認された、アフリカ原産の帰化植物で一年草。
白い冠毛をボロに例えたそうだが、紅色をした花は名に似合わず美しく可愛い。